タイマンスの影響

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「ARTFORUM」っていうアメリカの美術雑誌。いつもは写真だけパラパラ眺めてるんだけど、この11月号にはちょっと気になる記事があった。”The Tuymans Effect”。
電子辞書を片手に、小難しい英文とずっと格闘してたのだが、もうあきらめました。僕の英語力では読み通すことができません。
内容は主に、Wilhelm Sasnel、Eberhard Havekost、Magnus von Plessenの三人のペインターを挙げて、その作品とタイマンスとの主題や描き方等の類似点から、彼の及ぼした影響について言及している(たぶん)。
僕も大学に入って「なんかオシャレな絵でも描こうかな」なんて、ちょっとばかしタイマンスを意識して描いた事もある。もちろんタイマンスはオシャレなだけでは全くないし、むしろそういうのとは正反対に位置するのであろうけど。まあ、曲がりなりにも意識した事のある僕には、この記事はちょっと気になった。


二万キロ走破!

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ぼやぼやしてると雪が降ってきて乗れなくなってしまうので、今のうちに乗っておこうかな、なんてよせばいいのに一時間程走りに出かける。
しかしながら、もはやバイクに乗ってて「寒みー」としか思わない季節。しばらくすると寒さに手の感覚がマヒしてきて、身の危険さえ感じてしまう。
と言いつつも、こうやってじっと耐えて走るのは別に嫌いではない。特に意味は無いけれど。
帰りに谷地で肉そばを食す。この一杯のために耐えてきたのかもしれない、という気がしなくもない。


若冲について

若冲についてもうちょっと書こうかな。
“京の台所”高倉錦小路の青物問屋「桝源」。伊藤若冲の生家です。
ホテルに近かったんで、夜中にぶらりと行ってみたんです。するとそこには八百屋さんが!
今も八百屋やってるんだーと勘違いしてしまいましたが、実は伊藤家とは全然関係ないらしい。たまたま野菜つながりというだけで。近くのおばちゃんに尋ねても、「そんなもん聞いたこともあらへん」そうです。
でも、ここで鶏を放し飼いしていたんだなー。
若冲は裕福な家庭の長男として生まれるが、商売はほったらかしで絵三昧の生活を送る。さらに(これは結構重要なポイントだと思うんだけど、)若冲は酒や女、あらゆる俗事に興味がなかったらしい。社会に適応できない奴。僕は、若冲のそういうところがたまらなく好きです。
絵に関してはめちゃくちゃ貪欲ですけどね。金持ちだったし、絵の道具も顔料も当時の最上級のものを使ってるらしい。でもって、いろんな面白いものや珍しいものにはバンバン飛びついて見聞きしたんだろうな。
なにより描くことの好き加減がもう尋常じゃない。


京都の続き

京都三日目。今日は京都造形芸術大学で作品のプレゼンを行う。まぁ、プレゼンというか自分がやってることを紹介する感じで。
午前中ボケーっと待たされもして、「おいおい、どーなってんの!?」と愚痴ったりもしつつ、そんなこんなでプレゼン開始。みんな緊張していましたね、我々山形軍は。僕はのどが渇いてしょうがなかったので、ペットボトルのお茶を飲みつつ切り抜けました。

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京都行ってきました

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いやー楽しかったなー。満喫しました。京都にはうちの大学の3年生の池谷君、芳賀君が交換留学で来てたのでいろいろ案内とかお世話になりました。泊まったのは京都ロイヤルホテル。僕たちには贅沢な所でした。はっきり言って京都は見所が山ほどあって、4日間(うち1日は大学にいなくちゃいかんかった)では全然足りなかった。また行きてーな。
初日、12時頃京都に到着。ホテルに荷物を置いて、とりあえず京都造形芸術大学に挨拶に。アトリエとか案内してもらう。
それから大学に近い所で、南禅寺。ここには狩野探幽の襖絵があるんだけど、このときは時間で閉まっていた。(次の日もう一度来て、しっかり見ました。)

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土地にも沢にも名前がある

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牛房野にて。地名に詳しい星川茂平治さんに話を伺ってるところ。
地名、字名は結構細かく分かれているものです。例えば村の人が山に入る時も、「どこそこ山のどこそこの沢に行く」と伝えないとどこに行ったのかわからなくなるため、山の沢にはいちいち呼名がついてるらしい。それも、よそ者には見分けがつかないものだったりする。
そういった名称も地図に落としていくにしても、地図上の場所がはっきりしないので、じゃあ、実際に歩いてみましょうってことで、それはまた今度。
明日から京都。五時起きです。


新伊秀策先生のこと

漫画を描いているらしい、ということは噂に聞いていた。モーニングにも時々掲載されている、ということも聞いていた。
そして、昨日初めてその漫画を知ることが出来た。新伊秀策『色歌』。
僕は三年前、「新伊」氏に絵を教わっていた時期がある。僕の絵の見方、考え方は新伊氏に教わったところが大きいかもしれない。彼は電撃的に予備校の講師を辞め、それっきり何をされているのか知らずじまいだった。僕は自分の事でいっぱいいっぱいだったし気も回らなかったが、大学に入ってから噂も聞くようになり気にはなっていた。
そして彼は、漫画家になっていた。
人生にはいろんなことがあるけど、それでも人は何者かになろうとして、がんばって健気に生きていかなくちゃなあ、なんて事を彼の生き方に勝手に感じてしまって、思わず感慨深くなる。
遅れましたが、新伊先生、単行本化おめでとうございます。ぜひ買わせていただきます。


清水義範『大人のための文章教室』


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このブログは、基本的には自分のために書いている日記みたいなものなんだけど、こうやってオンラインで人の目に晒している以上出来るだけ上手い文章を書かねば、何てことを考える。結局は利口そうに見られたいって事なんだけど、清水氏がおっしゃるには、素人は第一に伝えたいこときちんと伝わるかどうかを意識しなさい、とのこと。
書いてあることは本当にわかりやすく、全くその通りだよなあと思ったのですが、上の文章を読み返して見ると清水氏のアドバイスはほとんど生かされておりません。