春雨

最近のぐずついた天候に影響されてしまってか、なんとなく気分も落ち込みうんざりしてしまう。春の雨といえば、春雨を戻して水を切り、豚のひき肉と炒めてオイスターソースをかけて、こう、木べらと菜箸でぐるぐるとあえた。新しく買った大きめのフライパンは余裕があるので、ポロポロこぼれないのがとてもよかったし、それがおいしく出来てたいへん良かったと思った。何が良いって、ご飯のおかずになる感じが良いと思った。
iPadはまもなく発売されるようだけど、今は仕事で新潟に来ていて買いに行けない。明日は富山に行くし、明後日は石川にまで足を伸ばすことになるようで、発売と同時にiPadからどんどん遠ざかっていく。結局、受取り行けるのは31日と発売から3日遅れになってしまうなんて、せっかく予約したのになんということだろう。
ラーメンを食べにいき、何も考えずにおろしとんこつラーメンというのを頼んだのだけど、食べながら思ったのは、おいしいとか不味いとかいう以前にとんこつラーメンに大根おろしを入れる意味がさっぱりわからない、ということで、大根おろしでさっぱりしたいのか、だったらとんこつになんかしなけりゃいいのではないかと、ほとんど混乱しながら食べていた。


シリコンスチーマー

キッチン用品のお店、cooks-81で決算セールをやっていたので、「待っていた!」とばかりに買い物に行く。この際いろいろ買いそろえようかと思ったけど、節制して(いるのかわからないけど)あまり買い込んだりはしなかったです。去年か一昨年だったかの決算セールに初めて行ったときは、もっとごちゃごちゃとワゴンセールで売ってあったのが面白くて、そういうのを期待していたのだけど、この度はそんなでもなかったです。おかげで無駄遣いをすることなく済みました。
まず、お買い得だったのがフライパン。大きめのフライパンは買おうと思っていたので、ちょうど安く売りしていたのがありがたかった。これはマイヤーというメーカーのもので、前に新潟のお店のセールで買った小さいフライパンと同じなので、大小お揃いである。だけどわりと安売りされやすい、そういうメーカーだったりするのだろうか。店の人は良いフライパンだよと言っていましたけど。
鍋も大きめのやつでちょっと良さそうなものが特価価格で出してあって、少し悩んだ末に結局買わないでしまった。パスタも、レンジでできる、みたいなやつもあるのでそれでいいんじゃないかと思って。というのも毎日自炊をしているとガス代もけっこうかさむもので、料理によっては電子レンジを活用した方が経済的なんじゃなかろーかと。
そういった用途ですごく良いのではないかと思い至ったのがシリコンスチーマーという、名前の通りシリコン製の容器なのだが、これに食材を放り込んでレンジで加熱すれば何でも出来上がるという代物で、たいへん重宝してくれるのではないか、というので買った。それでガス代がどれだけ浮くのかというと、よくわからないけど、実は年間でせいぜいこのシリコンの容器一個くらいだったりしてお得なのかどうかわからない、というようなオチは良くある話で、とはいえまあ調理時間などの短縮にはなるので良いのだろう。
以下、買ったものを思い出せるものから。
フライパン(26cm)、シリコンスチーマー、中古食器(皿二枚、コップ二つ)、菜箸、製菓用チョコレート二袋、粉糖、アーモンド、アーモンドスライス、レーズン一袋ずつ、調味料入れ、シナモン、黒砂糖、計量カップ、計量スプーン、おろし金(小)、業務用ラップ。


『機動戦士ガンダム』

「機動戦士ガンダム」のDVDを観る。一番最初のガンダムの劇場版三部作というやつ。僕はいままでガンダムをちゃんと観たことがなく、思い入れもほとんどなくて、人が熱っぽく話をしていてもさっぱりだったのだけど、会社の同僚がDVDを持っているので貸そうかというので、借りていたのだった。そんなに観たいと思っていたわけでもなかったけど、借りた以上観ないとなーと思って再生してみると、意外にも、というよりアニメ史に燦々と輝く名作だから当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、面白かった。
観たことがないとはいっても、さすがにこれほど知られた作品となると何かで断片的に見ていたり、ファミコンのゲームで遊んでいたりするので、作品のキャラクターや世界観を刷り込みされているようなもので、ほとんど観たことがあるような感覚で観ていた。だけど、見方によってはと劇場版というのも断片を寄せ集めたものといえるのだろうし、これを観たとしても「ちゃんと観た」ことにはならないのかもしれない。どこまで観たときに、その作品を「観た」といえるのだろうか? などと思ってしまった。
話の上で「ガンダムってこんな話だったのか!」とひっくり返されるようなことはなかったのだけれど、しいて挙げると、けっこう人がバタバタ死んでいくんだなと思った。TV版から劇場版を作り上げる際、大事なところをピックアップして再構成しているわけで、話の流れからいえば死ぬところを描かないと「なんであいつはいなくなったんだ?」ということになったりもするのだろうが、そうでなくても死ぬというのはけっこう特別なことだ。


雨に降られる/チョコレートケーキ

晴れた日は自転車に乗って通勤している昨今、あらためてというか乗る度に思うのは、自転車はとても気持ちが良くて、会社なんかに行かないでこのままどこかに行きたい、ということであり、また、そう思わせる要因としては自転車が気持ちが良いからというだけなく単に会社に行きたくないということもあるので、どれだけ自転車が気持ちが良いと思っているのか一概には言い切れない、ということだ。
会社までは、そんなに大きく外れるわけじゃないけどいろんな道を通っていて、それぞれの道にはそれぞれの個性というか表情があり、微妙な振動の違いとして表れる表情を自転車は細かく読み取っていく。気持ちが良いのは良く慣らされた道を通り抜ける時で、抵抗の少ない路面では本当にスピードののりが良く、ちょっと頑張るとすごい速さで、サイクルコンピュータを付けていないので正確なところはわからないけど、バイクに乗っていたときの体感と照らし合わせて測ると40キロくらいは出ているに違いないのだが、実のところ市街地の中では、必死に自転車をこいでいる様も端から見れば滑稽だったり、そもそも危なかったりするわけで、それはもう褒められたものではないというのは重々承知で、だけどサドルにに跨がるとそうさせてしまう何か、そういうものがロードバイクには疑いようもなくあるのだが、これってなんなのだろう?
朝はラジオの天気予報を確認するようにはしているけど、ちゃんと聞いていなかったのは木曜日で、その日、夕方から雨が降ってきた。雨の中、自転車に乗って帰った。
おやつが何もないのでチョコレートケーキでも作ろうと思い、ガーナのミルクチョコ1枚と半分を使ってガトーショコラのレシピでケーキを焼きました。こういうチョコレートケーキは、製菓用のチョコやカカオマスを使わなくても、うまく焼けてもそうでなくても、一応チョコの味はするしおいしく食べられて良いです。もちろん味に厚みはでないのですが、それも「軽さ」みたいに良いように捉えてしまうこともできるような、許容範囲の広さに助けられます。
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匂い

出張に合わせてなるべく残さないようにと思って食材を使い切っていたため、帰って来ると当然ながら冷蔵庫の中はすっかり空で、食材を調達しにスーパーへ買い物に行く。給料も入ったので気持ちが大きくなって、といったら全くの嘘のなのだが、思いつくままにあれこれとカートの買い物かごに入れていくと、ひと月にかける食費のだいたい四分の一くらいの会計になった。エコバックはイケアの青い袋で、これにはいくらでも入るのだけど、重さで紐が肩に食い込む。
「きょうの料理」を参考に、タマネギ、パプリカ、ナス、セロリ、トマトなどを刻んでストウブの鍋に入れぐつぐつと煮立ててラタトゥイユをつくった。スパゲティを茹でてその上にラタトゥイユをかけて食べると、それ滋味深い味といったらいいのか、とてもおいしく食べられた。こういう煮込んで旨味を引き出すというのはたぶんこの鍋の本領とするところなのかもしれないなと思う。もう一回り大きいのがほしいなと思う。
日中は気温も上がってたいへん暑かったためにTシャツで過ごしていて、夜、そのままの格好で外に出ると空気が冷たくて寒かった。
夜中、弁当のおかず用に作り置きしようと思って、これも『きょうの料理』に載っていた「炒り鶏」という筑前煮みたいなものを作り始めた。水で戻しておいた干し椎茸の匂いを嗅いだとき、なんとなく昔の実家の台所を思い出してしまうという、プルーストのマドレーヌ現象的なものが起こった。
匂いといえば、この台所にちゃんとした換気扇が付いていないのはけっこう大きな欠点なのかもしれない。自分の家の匂いは自分ではよくわからないけれども、料理をしていると匂いもこもるし、それはこの家の生活臭となって染み付くだろうし、というかすでに臭わせているんじゃないかという懸念がある。換気をせねば。


神奈川県大和市/焼き鳥

久々に遠出。神奈川へ。神奈川といってもナビで設定してある通りにいくだけなので、どの辺りなのかよく分からないでいるのだけれども、東名高速道の横浜町田インタ—を降りて10分くらいの、それほど都会でもなくどちらかと言えば小さい規模の、新しくも古くもない要するに何の特徴のない町の、駅前のビジネスホテルの前に到着してナビは案内を終了した。都会ではないといっても、軒並みがごちゃっと密集していてこの時間帯の外を歩く人の密度も高い感じ、日が落ちてもすぐには熱が放出されきれない、ちょっとこもった空気の感じが、東京っぽいなあと思う。一年か一年半前にもこの町に来ていて、その時も同じホテルに泊まったのだったが、フロントにはそのときと同じおばさんがいた。同じだ、と思った。
近くのファミリーレストランでカツレツを食べて、それから焼き鳥屋に入った。そこで食べた焼き鳥はたいへんおいしくて、食事をした後だったけれど、もっとたくさん食べたいと思った。口の中が荒れていたのも治ってきて、久しぶりに、食べ物を本当においしいと思って食べた。自分で作ったものじゃないからだったりして。


口の内の炎

まだちょっと体調がすぐれない。風邪の症状が大したことなかったために、ちゃんとした療養態勢に入らないでいるのでずるずると長引いているのだった。今は口内炎が痛い。右下奥歯の歯茎のあたりが腫れていて、左側でしか物を噛めないのだけど、左で噛んでも衝撃が伝わってじんじんと痛み、この三日間は何を食べても味がしない。
痛みの酷かった昨日は、おかゆを作って食べようと思ったのだけど、おかゆにするときの水加減がわからなくて、米一合に対してカップ2くらいで炊くと、いくぶん水が足りなかったらしく部分的におかゆで部分的に柔らかめのご飯みたいな感じになってしまい、痛みをこらえて咀嚼した。
今日は、つけ麺。長芋ときのこを炒めたとかそういうの。少しは良くなったけどまだちゃんと噛まずに飲み下すような食べ方。チョコラBBでも飲んでおきたいけど、あったと思ったのがどっかにいってしまった。
なんというか、こういう口内炎も風邪に伴う症状というよりも慢性的なストレスから来るものなんじゃないかと考えてしまうあたり、なんとも嫌なことだと思った。願いはもう本当に、体にいいことをしたいという、それだけです。


予約

仕事も休みだったので、iPadの予約に行ってみた。山形で唯一予約を受け付けている家電量販店へ。開店15分前くらいに着くと、ひとりが店の前で待っていて、それから二人目三人目がやってきたので僕も並んだ。開店間際にお店の人が入り口の脇あった赤いコーンを片付け始め、これは一応行列に備えて準備していたようだったのだけど、並ぶ人もぜんぜんいなくて肩すかしみたいな感じ。だけど予約が始まってからけっこう待たされた。予約のときにクレジットカードの審査もやるようで、僕だけ審査で難色を示されているのだろうか。待たされたせいで、手数料なしの分割とはいえ本当に支払いは大丈夫なのだろうかという、余計な、であればいいのだけど、それなりに妥当な不安が頭をもたげる。まあ、なんとかなるだろう。なんとか予約も出来た。
なんとかなるだろうというのも、ただ気分的なものではなくて、一応ノートにレシートの金額を書いていくだけの簡単な家計簿の、このまえ四月分の集計ができてその結果に裏打ちされたものなので、まあ大丈夫なのだろうが、そうはいってもそんなに余裕があるわけじゃないので、引き続き切り詰めた生活が望ましい、と、思うは思う。
午後からは、ロールケーキ強化週間ということでまたまたロールケーキを焼いてみた。三度目のこの度はたいへん手際も良く、これはどこにも失敗する要素が入り込んでいない、成功間違いなし! と思っていたのに、蓋を開けてみたら失敗であった。もうほとんど涙目である。途方に暮れる。
しかし切り詰めた生活という観点からすると、こんなお菓子作りなんてそれこそ無駄以外の何ものでもなく、真っ先に予算カット、というか、今の言葉で言うところの事業仕分けをしなくちゃいけないじゃないの、という話でもあるのだけど、だけどそもそも必要性とかそういうのとは別のところでお菓子作りをしているような気もするので、多少なりとも楽しみを見出せる限りまだお菓子は作り続けようと思う。もっと生活が苦しくなったら自然にやめるだろうけど。でもロールケーキ強化週間はやめた! 次は別の。
弁当用に、ごぼうをささがきしてにんじんを細切りにし、炒めて砂糖と醤油を投入し煮詰めてきんぴらごぼうを作る。砂糖入れ過ぎで甘めになってしまう。それからふきの煮物も作っておく。夕食は、ふきを煮るのに使っていてご飯を炊く鍋がないので、パスタを茹でる。パスタを茹でる鍋もないけど、小さな手つき鍋にパスタをポキポキ折って入れて茹でた。アンチョビとマッシュルーム。