タルトレット・ショコラ

Tartelette Chocolat
だいぶ前に買った製菓用のクーベルチュール・チョコレート、買ってからそのまま置きっ放しになっていて、この夏の猛暑で、ふと気付くと部屋の片隅でドロドロになってました。
それから冷蔵庫に入れていたのだけど、ブルームで表面はすっかり白くなっていた。なんとか消費しないとなーということで、風味は少し悪くなっているのかもしれないけれど、チョコレートのタルトに仕立てました。
6cmのタルトリング。カカオ入りのシュクレ生地にチョコレートのアパレイユを流してオーブンで焼いた。上からグラサージュをかけて飾りのチョコを乗せた。
秋の夜長にというか辺りが寝静まった頃に作っていたのだけど、チョコレートを湯煎で溶かして練っていたりオーブンで焼成させていると、部屋中にチョコレートの馥郁たる甘い匂いが充満して、夜中に一人で眩惑されてしまうようでした。なんというか、お菓子づくりは呪術のようなものに近いのではなかろーか。とりわけチョコレートはそんな感じがします。


タルトレット・ショコラ

Tartelette Chocolat
だいぶ前に買った製菓用のクーベルチュール・チョコレートは、買ってからそのまま置きっ放しになっていて、この夏の猛暑でふと気付くと部屋の片隅でドロドロになっていた。それから冷蔵庫に入れていたのだけど、ブルームで表面はすっかり白くなっていた。消費しないとなと思い、風味は少し悪くなっているのかもしれないけれど、チョコレートのタルトに仕立てた。
6cmのタルトリング。カカオ入りのシュクレ生地にチョコレートのアパレイユを流してオーブンで焼いた。上からグラサージュをかけて飾りのチョコを乗せた。
秋の夜長にというか辺りが寝静まった頃に作っていたのだけど、チョコレートを湯煎で溶かして練っていたりオーブンで焼成させていると、部屋中にチョコレートの馥郁たる甘い匂いが充満して、夜中に一人で眩惑されてしまうようだった。お菓子づくりはどこか呪術に近い。とりわけチョコレートはそんな感じがする。


西蔵王

信じがたいことに、ついこのあいだまで暑くて自転車に乗るのが億劫だと思っていたのが今は朝は寒くて億劫だというように、気温の感じ方が瞬く間に切り替わってしまった。それで、というわけでもないけど9月から始めようと思った朝の自転車トレーニングも結局はさぼりがち。
というか正直にいうとその朝のトレーニングはわずか2回しか行っていないのであって、もはやさぼりがちというよりも、そんな計画は最初からなかったことにした方がいいんじゃないかと思われるのだけど、まだなかったことにはしていないのです。だもんで、本日は休みだったので、早朝でなくても午前中ゆっくり走ってこようと思って、西蔵王に行ってきました。
西蔵王までの登りが思いのほかキツく、登り切ることができず坂の途中で自転車から降りて歩いてしまった。あまりの体力のなさに愕然となった。西蔵王まで、iPadのナビのアプリで見るとだいたい10kmを少し超えるくらいで、まあ往復一時間のコースかなと思っていたのだけど、片道だけで一時間近く掛かるというざま。
西蔵王の展望台から山形市を見下ろした。近いとも遠いとも思えない、10kmという距離が見えた。ロードバイクという乗り物でいうなら、目と鼻の先というべきなのだろうけれど。坂を下って帰った。帰りは早かった。


アマンディーヌ

Tarte amandine
アーモンドのタルト。シュクレ生地にアーモンドクリームを詰めて、アーモンドスライスを散らした。中にレーズンを入れました。
極めてシンプルなお菓子。
8cmのセルクルで焼きました。このくらいのサイズだと見た目はかわいいけど、一度に一つ食べるとなかなか食べ応えがあるなー。おいしかったです!


アマンディーヌ

Tarte amandine
アーモンドのタルト。シュクレ生地にアーモンドクリームを詰めて、アーモンドスライスを散らす。中にレーズンを入れた。極めてシンプルなお菓子です。
8cmのセルクルで焼きました。このくらいのサイズだと見た目はかわいいけど、一度に一つ食べるとなかなか食べ応えがあるなー。おいしかったです。
自分がつくったものにはいまいち客観的な判断ができなくなるせいか、うまく出来たと思うときでもどこかで味がよくわからない部分というか曖昧とした後味を残すのだが、これはそういった後味を残すことなく、普通においしいと思った。
もちろん非の打ち所がないというのとはぜんぜん違うけれど、こういうふうにすっきりと味わえたのは初めてかもしれない。お菓子作りが格段にうまくなったとも思えないから、単に自分の味に寛容になったということなんでしょうか。


買物日記

家の前でトラックが止まる音が聞こえたのは午後9時30分くらいのことで、もう遅いから来ないのかと思っていたのだったけど、佐川さんが荷物を持ってきた。日中受け取れなかった荷物の再配達をお願いしていたのだ。楽天の浅井商店さんから届いた荷物で、段ボール箱にカッパが描かれている。何を買ったんだっけ。小さめのタルトリングやセルクルの類をまとめて何個かと、天板とか深底のボールとか、あとナイフ、セットになっているのにつられて買ってしまったけれど、これはいらなかったな。何にしろ安いし、こういうのが欲しいというのもだいたいあるし、佐川さんにはご足労を掛けたけれどちゃんと家まで持ってきてくれるのだから、やっぱりネットの通販で買うのがいいと思うのは私だけだろうか。
iPad用にBluetoothのキーボードを買って使っていて、キーボードがあるとすごく使い勝手が良くてもっと早く買っておけばよかったと思ったのだけど、さあ日記でも書こうとそれを取り出して文字を打ち込むと何だか様子がおかしく、たとえば「今日は」と打つと「ようは」と打ち出され、要はKのキーが入力されなくなったらしい。これは買ったばかりなのにおかしいのではないかというので鼻息を荒くしてということもなく購入店であるところの山形のケーズ電器に持ち込んだところ、どうせ修理でメーカー送りで手元に返ってくるまで何日とかで面倒だなーと思っていたら、あっさりその場で新品と交換してもらえたのだから、やっぱり実店舗で買うのがいいと思うのは私だけだろうか。

Apple Wireless Keyboard (JIS) MC184J/A
アップル (2009-10-31)
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いちじくのタルト

いちじくのタルト Fig Tart
実家には祖父が植えたいちじくの木があり、毎年秋になるとぽろぽろと実を結んでいる。僕は物心のつく頃から毎年そのいちじくを食べているわけで、それを特にありがたいとも思わず、何気なく、そこにあるからといった感じで食べていた。だけどこの頃になって思う。自分の家の庭にいちじくが植えられているなんて、本当に素敵なことじゃないか。今はそんなに珍しいものではないだろうけど、家先にいちじくの実がなり、すぐさま口に運べるようになっているという、そのことを本当にもっと喜びたいと思う。この時期、庭ではアケビも採れる。祖父は植物の好きな人だった。
いちじくのタルト。
シュクレ生地にカスタードクリームとアーモンドクリームを重ねて、いちじくを並べる。しっかり焼き切って水分を飛ばす。
よくばってクリームを詰めたので、フルーツがちょっとのアーモンドクリームたっぷりの割合になったかな。でもアーモンドクリームは好きなのでおいしかったけれど。
家で採れたいちじくは、そうはいってもたいして甘くない。試しにひとつ生で食べみると、ほとんど甘みも香りもなく、ああ今年もこんなもんかと思った。でもオーブンでじっくり焼き込んでみると、あんなに味のしない果実のどこに隠れていたのだろうと思うような、いちじくの何とも言い難い香ばしい風味が凝縮されて現れた。


週末仕事日記

シルバーウィークというやつで世間は三連休だったけど、いつものように仕事。宮城、福島、福島。初日はまあまあ天気が良く、あとは曇りや雨。半袖だと肌寒さを少し感じ、長袖だと蒸し暑さを覚えるという、服装に困る気温。
現在地からすぐ近く、車のナビに《海の見える丘公園》という名称の公園が表示されていたのに気付いたのは、確かに小高い丘を登ったところであったのだが、それにしても海まではずいぶん離れた場所だったものだから、こんなところから見えるのかと思い、立ち寄ってみた。
丘をさらに登って行くとその公園はあって、車から降りてみても海の方角は木々が邪魔をして何も見えなかったのだけど、見えなかったらこの名前は語れないだろうというので公園の奥の方まで歩いて行くと、もったいぶったように奥の突き当たりで視界が開けていた。黄色く色付いた田んぼや、森や川や、仙台の町並みというか離れすぎてゴチャゴチャとしたノイズのようなかたまりが、全体に希薄な色合いで広がっていた。遠くの方に海が霞んで見えた。
仕事が終わったので先方に挨拶して帰ろうと思ったら、向こうからさっと手を差し出してきて、握手をした。その瞬間、お互いの健闘を称え合うといった空気が醸成され、何か普段以上のとても良い仕事をしたような気になってしまった。いや、出来の良し悪しはともかく、全体を通していつものより気持ち良く仕事ができたのは確かなように思う。だが、もしかするとその記憶も握手によって作られたものなのかもしれない。握手という行為には、なかなかその気にさせるものがある。相手にそうした感慨を抱かせるよう巧妙なタイミングで握手を仕掛けることができるのは、懐の深い大人の所作というものだろう。先方にはとてもお世話になった。