小径車を手に入れました

20101128
街乗り用に、通勤や買い物に行くのにママチャリでも買おうかと思っていたのだけど、ヤフオクに出ていたこちらの自転車に入札してみたらすんなり落とせてしまった。けっこう安くて、送料を合わせてもホームセンターで売っている格安のママチャリより安かったです。
まあ安いのはそれなりのものだということで、どういった素性の自転車なのかあまり調べないで買ってしまったのだけど、届いてから調べてみると本当に値段なりのものだという気がしてきた…。
見た目の古さやキズの補修跡などはまあそんなもんでしょう。じゃ何が問題かというと自転車で一番大事なんじゃないかという車輪。回転が鈍いというか、ちょっと引っかかる感じ。あのすばらしいロードバイクだと一度回すといつまでも回転しているくらい抵抗が軽くて、もちろんそれとは比べられないだろうけど、それにしてもこの常に軽くブレーキがかかっているような抵抗はなんとかしたいところ。
ホイールなどを交換するといいのかと思うけど、交換するにしても互換性の問題で一筋縄ではいかない雰囲気が濃厚に漂っている。うまく交換できるとしても、たぶん付随する部品なども引っくるめて交換することになり、その費用はこの自転車の本体価格を軽く越え、けっこう良い自転車が新品で買えるくらいになるという…。
ということで、最初の用途を考えれば、現状のまま、少し整備したくらいで乗っていくのが賢明なんじゃないかと思います。 むしろ気軽にいじったりできないのは、余計なお金をかけないで済むので幸いだったのかも。
ともかくもこれでロードとミニベロ、二台体制で自転車を楽しんでいけるよ! と思ったら、いまにも雪が降らんとする山形の寒空。11月も終わりです。


あかるい部屋/岩手県花巻市

岩手の花巻に出張に出向いて、帰ってきた。なんかまったく出張のことしか書いていないのだが、出張だけでなくてそれに挟まれてオーディナリィの日があるわけで、自分んちで過ごした寒くとも清らかな朝や夜について書くのが日記の本分なのだろうと思わないわけではない。自転車は寒いながらもいい感じで乗っている。
花巻は久しぶりに北寄りの地で、寒さはどのくらいなのか、雪は降っているのか、ということを楽しみにしていたということはなくて、宿泊するホテルはまったく市街地から外れた国道沿いに立地しており、出歩いても周りには何もないというのがあらかじめわかっていたので、何の期待もない、というか、翌日わりあい早い時間帯に帰って来られるということだけが期待の出張であった。
といったところでまあ特に期待なんかなくてもかまわないのは、ホテルのくらい部屋では小説などを読んでいれば良いのであって。とあるブログで、ぜんぜん知らない人のブログなのだけど読んでいるのがあって、その人が電子書籍という形で小説を発表していた(http://d.hatena.ne.jp/akttkc/20101125/p1)ので無料の方の作品をiPadでダウンロードして読んでいたのだけど、面白かった。
この方の日記は日記でけっこう好きで、ふといまだに読み終わらないG=Mの『生きて、語り伝える』の中で「人生と文学で何が違うのかというと形式が違うだけだ」というような一節が出てきていたのを思い出すのだが、日記は人生に寄り添って書かれるもので、たとえば日記と文学で何が違うのかと考えてみると、もう何も違わないよなーということを、この方の日記を読むと思う。この日記はただの日記だけど。
花巻の朝は霜が降りていて寒かったが、空はくっきりと晴れていてたいへん良かったと思った。


ルバーブ観察(11月24日)

2010-11-24 ルバーブ
今年もう一回くらいは収穫できるんじゃないかと思っていたけど、見たところ、もうお終いのご様子でした。
もうちょっと前だったら大丈夫だったかも。でも秋も深まって冬目前となった今では、茎はしなしなと張りを失い、ほとんどが地面に横たわっておられます。もうすぐ眠りにつくのでしょう。


死の秘宝/長野県松本市

出張の行く先々でどうせならじっくり観光してみたいというのは常々思っていたことだけど、そうした時間を持てたところで大して有意義なものになりはしない、というか要は時間の使い方の問題で、そのあたり僕は大してうまいわけでもない、ということが図らずも浮き彫りになったのは、長野県松本市に来たときのことであり、珍しく丸一日空き時間があったのだった。
その日、朝から雨降りだったのが災いで、雨が降っていなければ目的はなくても歩き出すのだけどそれさえもできなくて、まるで目隠しをされて異国に連れて来られたかのように途方に暮れて立ちすくんだ。雨というのはこんなにも気持ちを鈍らせるのかと思った。計画があるわけではなかったので、一日のんべんだらりと過ごすことになりそうだなという予感はもともとあったのだが、のんびりと過ごすというよりも途方に暮れたまま一日を過ごすことになった。
それで結局何をしたのかというとハリー・ポッターの最新作を観に行ったということしか覚えていない。ハリーポッターのシリーズを全部は観ていないというか一つしか観ていないので細部がわからなかったのだが、でも終盤に向けて切迫した状況になっているということはわかった。映画館を出ても雨が降り続いていた。他のことは覚えていない。
というわけで、僕はうまく時間を使えないようだからこれからは出張の合間に私的な時間はなくてもいいんじゃないか、ということにはもちろんならず、これからも仕事以外の時間というのはいくらあってもありすぎるということはない。


出張日記@石川県輪島市

出張日記というかどこ行って何食ったかを書いているだけなのだが、今週は手始めに新潟の柏崎で、駅前のホテルから駅の裏の方に行ってみようと地下通路をくぐって歩いていくと昇龍軒という台湾料理屋があって、そういえばこの前長野のどこかで入った台湾料理屋も同じ名前だった。チェーン店なのだろうか。でも刀削麺はなかった。台湾拉麺と五目炒飯と焼餃子を頼んで食べた。お腹がいっぱいになり、明日の朝食昼食用にミスドでドーナツを買って、本屋を覗いてから戻った。禁煙ではなくて煙草臭い部屋だったのが腹立たしい。
次の目的地は石川の輪島で、ところで能登半島ではツール・ド・のとという自転車イベントがあるらしく、半島をぐるっと一周して400kmというもので、ラフランスみたいなお遊びとはわけが違うのだろうが自転車乗りのはしくれとしてこうした舞台でも走ってみたい。
能登半島は初めてなので自転車の他にも食べ物など期待するところがないこともなかったのだが、着くと真っ暗で、というか着く前から真っ暗で海なども何も見えない状態で、どこを走っているのかわからないということはなく車のナビを見ると能登半島を北上しているということがわかったのだけど、着くと真っ暗で、近くでご飯を食べるところが見当たらず、途中で見かけたコンビニまで引き返して弁当を買って食べた。長距離の移動で軽く酔ったような状態で食ったら大変気分が悪くなってきた。
翌朝は朝市をやっているというので行ってみた。昨晩は暗くてわからなかったけど、街並みが古風で風情のある感じで、辺鄙な土地特有のわびしさの中にも、さすが伝統の息づく町と言ったものか、大変つつましく落ち着いた構えが感じられる。
寂れた田舎町に面白みを見出すというのはなかなか難しいもので、けれども僕のように三年くらい田舎や辺境を渡り歩いていると、そのうち、その術を身に付けらるのではなかろーか。…と、軽い冗談のつもりで書きつつ、もう三年もやっているのかという時間の経過に僕はいちいち驚き、何度でも唖然としてしまう。
朝市はちょうど露店を開かれるところだった。空は雲一つない晴天で、生乾きみたいな干物や漆器に朝の光が落ちていて、きらきらと眩しい。観光客などもぞろぞろ出てきていて、活気というほど活気はないけれど、通常よりもひとつふたつ高揚した市場の雰囲気。露店が立ち並んでいるのをぶらぶら往復してきて、何か買ったのかというと”いしる”という魚醤を買った。3本で1000円というのだったけど、 「おばちゃん、一本だといくら?」と聞いたら300円になった。
それにしてもこの日、あまりに天気が良過ぎるような気がして、こんなに空が透き通っているなんてあり得ない事態なんじゃないかと思われてくるのであった。すでにあり得ない事態に遭遇しているのだから、このような状況下、何をやっても自由なのではないかというような、ある種の、何ものにも縛られないというような境地にそのとき辿り着いていたのだったが、何をやってもいいわけだから一日せいいっぱい仕事をするという選択肢をとった。


玉こんを煮る

玉こんを煮る
こんにゃくみぞれはおいしかったけれど、僕はあれを玉こんだとばかり思っていて、もう玉こんを煮る気まんまんで、なので自分で玉こんにゃくとするめを買ってきて煮ることにした。もう煮ないと気が済まない…!
といって自分で煮るのは初めてなので、どうやって煮るのか調べてみた。でもその作り方というのも大体が大雑把。要するに大雑把に煮てもいいということなんでしょう。
こんにゃくを空炒りして水分を飛ばす。醤油のタレで煮て味を染み込ませる。タレは醤油と酒と出汁と砂糖と…、でなくても醤油だけでもいいのかもしれないけど、するめは入れた方が良さそう。
ぐつぐつさせていると、醤油の匂いがぷんぷん。自分で煮ているとそんなでもないけど、外で大鍋で玉こんを煮ていたりするときの、異常においしそうに感じられるあの匂いが部屋中に充満していた。
味が染みたら、熱々にからしをつけて!
玉こんにゃく
中まで染みてておいしい。というか染み過ぎてしょっぱいくらい。でも上出来です。
貧乏性で、こんにゃくだけを煮るのも熱と醤油のタレがもったいない気がしたので、おでんダネのごぼう巻も途中から一緒に煮ました。ごぼう巻からも味が出て玉こんが一層おいしくなった、かどうかはわからないけど、しょっぱく煮付けたごぼう巻は、その日の晩ご飯のおかずになりました。


冬以前

先日のツールドラフランスの抽選会で僕がもらった景品はこんにゃく屋さん提供のもので、それを僕は玉こんにゃくだと思っていて、休みの日に「さあてと玉こんでも煮てみるか!」と意気込んで包みを解いてみると、なんと中身はラフランスのこんにゃくゼリーだった。
いや、もちろんそれはそれでいいのだけど、なんというかどうして僕は中身が玉こんだと思い込んでいたのだろう。たぶん休憩所で玉こんが配られたからなのだろうけど、景品で玉こんというのもあんまりな話で、普通ならもうちょっといいものを連想しても良さそうなものを、僕は紙包みを受け取ったときから「ああ玉こんをもらってしまった」と、それ以外の考えを抱かなかった。
というふうに一人で肩すかしを食う形になったのだが、思いのほか「今日は玉こんを煮よう」という気持ちが自分の中に強くあったようで、この行き場を失った思いはどうすればいいのか。おそらく玉こんを煮ようとする思いは玉こんを煮ることによってしか解消されないのであろう。というわけで、あらためて玉こんにゃくとするめを購入してきて、その思いを成就させるに至った。
言ってみればただこんにゃくを煮るというそれだけが目的だったので、その味について語るのは蛇足というもので、だけど味が中まで浸透していて、どちらかといえば染みすぎてしょっぱいくらいだったけど、上出来でおいしかった。
そうしてこんにゃくを煮た日の夜は、注文していた石油ファンヒーターが届けられる時間でもあり、もうすでにポリタンクには灯油を買いためていて、もう一時間もすれば運送屋が運んでくれるだろう、そしたらすぐ火をつけて暖まろう、というときに実家のばあちゃんから「ストーブが届いた」と電話があった。これまた虚を突かれる思いだった。ネットの注文を確認してみると配達先は確かに実家になっていて、しょうがないので取りに行くはめになった。
そんなこんなで寒かったこの部屋にも暖房が入り、やっと人心地がついた。カセットコンロなども買ってきたのでさっそく鍋をすると、いよいよ冬という気分。冬というのは、その季節に入る前から準備や対策に追われるために、前々から意識せざるをえないもので、まだ冬だと捉えなくてもいいような時点でも、なんとなくもう冬のつもりになってしまう。だから冬は他の季節より倍くらいの長さがあるように感じられる。


「こんにゃくみぞれ」丹野こんにゃく

こんにゃくみぞれ
もう2週間ほど前になりますね、ツールドラフランス大会の抽選会で当たった景品です。上山市のこんにゃく屋さんからのものだったので、僕はてっきり玉こんにゃくか何かだったと思っていたのですが、蓋を開けてみたらラフランスのこんにゃくゼリーでした。
ゼリーというか、あの喉に詰まる危険のある、歯ごたえのあるこんにゃくゼリーの食感とは違います。ラフランスのシロップ煮をこんにゃくで固めてあって、ラフランスの果肉のシャリシャリした食感も楽しめて、なるほど「みぞれ」という感じ。これ、けっこうおいしいです。
お店のホームページもありました。
楢下宿 丹野こんにゃく
http://www.tannokonnyaku.co.jp/
あ! こんにゃくみぞれ、まあまあいい値段するんですね…。残りはもっと味わって食べないと。。
こんなにおいしいもの頂いちゃって、本当にありがとうございました!