冬ごもり

12月。このところサイクリング日記くらいしか書くことのないこのブログは、これからはもっと書かなくなるかもしれない。もう今年の自転車シーズンは終わったし、それに。それにしても。最近は本当に寒くなった。すぐにでも雪になりそうだ。
冬の間はジムで地味なトレーニングを積み重ねて体を鍛えようかと思っていたけど、やめた。その代わりにやることを決めた。勉強を、英語の勉強でもしようと思う。
英語、英語って何度も言っているような気もする。ちょこちょこやってその度に中断する、みたいことを繰り返している。この前やめたのはいつだ。震災前にやってて、それから止まっていたんだった。今度はちゃんとやろう。家に籠って、ひたすら勉強しかしないという感じになればいいのだが、どこまでやれることやら。
春になったらTOEICを受けてみよう。それであまりにも点数が取れなかったら、これはもう見込みがないということだから金輪際英語の勉強はしないことにしよう。人間、向いていないことに人生の貴重な時間を費やすのは大概にしたほうがいいと思うんだ。
この前、部屋にソファを置いたんだ。でもこれを置いたら部屋がぐっと狭くなってしまった。まあいいやね。勉強しすぎて疲れたら、これにぐだっと横になろうっと! それでは。
2011-11-24


米沢サイクリング日記

2011-11-10
天気予報を見てこの日しかないと思っていた。曇りと曇りに挟まれたすばらしい秋晴れの日。文句のない自転車日和。米沢に行ってきた。
9時30分に出発して、ちょうどお昼に到着。米沢に着いた時点で走行距離は50kmくらいだった。もっと距離があるかと思っていたけど、それほどでもないな。
最初に見つけた蕎麦屋に入る。
2011-11-10
山形大学工学部。
2011-11-10
上杉神社へ。
2011-11-10
観光客もごみごみしていなくて、のどかな時間が流れている。自転車を引いて境内を歩いていると、変なおやじに話しかけられた。
「兄ちゃん、かっこいい自転車に乗ってんな」
「ありがとうございます」
「おれ、こういう自転車の塗装やってたんだ。これカーボンか?」
「いえ、アルミです」
「昔から言われてるけどさ、自転車に乗る人間に悪い人はいないってな。兄ちゃんなんかも見るからに真面目そうで、いい人そうだしな。」
「あはっ。ありがとうございます」
いやあ見る目がありますね。変なおやじだと思ってごめんなさい。
2011-11-10
場所を移しておやつの時間にしよう。シンプルハンズ嵐山。酒屋でありながらチーズケーキも売っている粋なお店。
のれんをくぐるとケーキのショーケースが。ホールのケーキは普通のとブルーベリーがあったけど、カットは普通のだけ。近くの公園で食べよう。
「どこから来たの?」
「山形からです」
「あら、何時間かかるの?」
「2時間…3時間ですかね、休憩入れて」
「そう、気をつけて」
ありがとうございます。でも帰りはとっても楽なんです。なぜって、米沢駅までちょろっと走るだけだから。
2011-11-10
2011-11-10
今日のもう一つの目的。 輪行をね、自転車を担いで電車に乗り込むのを試してみようと思っていたのだ。
2011-11-10
輪行袋はタイオガのコクーンというやつ。前輪だけ外すお手軽なタイプである。
駅の隅で前輪を外し、テープで固定。このまますっぽり袋に入れる。サドルバッグは外した方がいいな。
2011-11-10
うーん、まあそれなりにデカい。でもガラガラのローカル線なので何も問題はない。
奥羽本線で米沢から山形まで。1時間くらいか。山形駅に降り立つと、日はまだ落ちてはいないもののすっかり寒くなっていた。50kmなら自転車でも帰れなくないけど、帰る頃には暗くなっていただろう。
初の輪行は無事成功。こうやって自転車と電車を組み合わせると、いろんな行き方を考えられそうだ。ときに自走し、ときに電車に揺られ。
旅をもっと自在に。サドルバッグに入るだけの装備。線路と道路で繕う道すじ。脚力の貧しさ。不自由さのなかで、もっと自由に!


ラフランスのアップサイドダウン・ケーキ

2011-11-08 ラフランスのアップサイドダウン・ケーキ
朝晩どころか日中も肌寒く感じるこの頃、いつの間にかとっくに秋は深まっていたのに気付かせれます。冷え冷えとした空気がいたるところに染み渡っていくような、ーーもう冬の準備をしなくちゃいけないんでしょうか。
先日、ツールドラフランスという愉快なサイクリング大会に参加してきたのですが、これは名前にも付けられたラフランスが食べ放題! というサイクリングなんですね。とてもおいしかった。それで、お土産としてもラフランスを2個もらってきた。
去年ももらったラフランスで、たしかタルトか何かを作った覚えがあるな。今年は簡単に、焼いてひっくり返すケーキにしてみよう。型に果物を敷きつめて、生地を流し込んで焼いて、それでひっくり返すやつ。よくリンゴでやるのかな。それと同じ要領で。
それでまあ、できたんですが、これは意外。こんなにおいしくなると思わなかったです。
ラフランスのケーキとかそんなに見ないような気がするけど、これはおすすめしてもいいかもなあ。ラフランス、ぜひひっくり返してみてください。


第22回上山市ツール・ド・ラ・フランス大会

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2011年シーズン、世界最高峰の自転車レースであるところのツール・ド・フランスにおいて総合優勝を果たしたカデル・エヴァンスは、BMCレーシングチームに所属している。僕の所属する「清住町BMCレーシング」はその親戚みたいなものだ。おそらく。エヴァンスは本当によくやったと思う。
そして、ツール・ド・ラ・フランスという大会もやはり、ツール・ド・フランスの兄弟みたいなものなのだと思う。なにしろ名前がほとんど同じなのだ。これは因縁を感じるではないか。
でも一つ勘違いしてほしくないのだけど、ツール・ド・ラ・フランスは競争ではない。大会要項にも書かれている。「競技・レースではありません。道路交通法を遵守してください」と。「スピードを競うものではなく、秋の色づいた山々や果物を眺めながら、深まる秋を全身で体感する爽やかなサイクリング」なのだと。そうなんだ、人と競うものではないし、順位も関係ないんだ。ラ・フランスに限らず。
だけど、僕のBMC SL01のチェーンステーの裏側、誰にも見えないところには、こんな文字が記されている。
thisismyrace
こんなことを言うのはちょっとカッコよすぎるというか、酔いすぎだろ、というか。もちろんそれに気付いてはいるのだが、なにしろあのツール・ド・フランスの兄弟大会に参加するのだから、自転車乗りとして、少し自分の矜持を示してみたいとも思うのだ。そうだ、僕は、一人で乗るときも、いつどこに行くときも、そう思って走っている。これは僕のレースなのだ、と。他の誰でもなく。
2011年のラ・フランス大会を振り返ろう。
2011-11-03
朝、目が覚めると、空は雲に覆われていた。路面が濡れている。夜のうちに雨が降ったらしい。昨日までの青空はどこにいったのか。
でも雨が降っていないだけマシかな。上山までは自走。ウォームアップにはちょうどいい距離。だけど受付をして、開会式を待ってる間に、すぐ体は冷えていった。今年はさんさんと陽が降り注ぐなかで自転車を走らせることになるだろうと思っていたのに。うう。
2011-11-03
スタート。
2011-11-03
第一休憩所。ラフランスが食べ放題。
2011-11-03
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果樹の下のロードバイクたち。
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上り坂をヒイヒイ上る。空はまだ曇っている。
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ダム。眺めが良くて、自転車を止めて写真を撮る人が多い。
2011-11-03
第二休憩所。この辺りで3分の2くらいか。
2011-11-03
こっそり集団の後に付いていく。「大会感」を味わうために。一人で走っちゃうといつもと変わりないからね。
2011-11-03
ゴール! 今年は30kmが短く感じた。というか、ロードバイクで走る距離として30kmは短いんだろうな。なんてな、そんないっぱしに言うほど走れる脚でもないだろ。だけど、このコースの良さ、面白さは、去年よりずっと感じたな。
完走証と写真を受け取る。
2011-11-03
芋煮会と抽選会。ちょっとずつ晴れてきた。
去年は芋煮をおかわりしないで悔しい思いをしましたが、今年はおかわりしました。去年は「こんにゃくみぞれ」を頂いたのでしたが、今年は何も当たりませんでした。どうもありがとうございました。
2011-11-03
2011-11-03
こうして、僕の2011年シーズンは幕を閉じた。いえ、まだ終わってませんよね。雪が降るまでは。僕は、僕のレースを続けていきたいと思う。


ラフランス前夜

11月。朝晩の肌寒さはもうだんだんと冬が近づいていることを感じさせるもので、月も変わったし今日からストーブを出そうかと思う。外は眩しいほど晴れ渡っている。
お昼から自転車に乗りに出る。
ところがなんだ! 寒いのは家のなかだけだ。外は晴れ渡った青空にふさわしくぽかぽかと暖かく、これは服装を間違えた、と思ったときには既にジャケットの下に着た長袖のTシャツにじっとり汗が吸い込まれている。
50kmくらい走る。
冬の間、とくに雪が降っている期間も少しはトレーニングをしておきたいなと思う。今年はローラー台を買って、家のなかでBMCを走らせようと考えていたのだったけど、やっぱりジムに通うのが無難で効果も上がるんじゃないかという気がしてきた。
去年、ローラー台を買ったという人がいて、その人はけっこう自転車が好きで日頃から乗り込んでいる人なのだが、その人いわく「ローラー台には一年で4回しか乗らなかった」ということだ。ローラ–台っていうのはかなりつまらない、風景も何も変わらず家のなかで、ペダルを漕ぐというのはよっぽど意志が強くないと続くない、とのことだ。そんなの僕なんかだめじゃないか。
ローラ–台を買うのに参考にしようと人のブログを見ていても、ほとんどが「買いました」「乗ってみました」というところまでしか書かれていなくて、その後の経過が書かれていないんだよね。それっきりで、もう乗らなくなったのか? っていう。
なんか見てみると、ローラー台を選ぶのって、つまらない、音がでかい、場所をとる、と、ほとんどマイナスの要素で、どれが一番マイナスの度合いが少ないか、というもので、そう考えていくとまるで買う気がなくなってきたのであった。いやまあ、本当にちゃんとトレーニングをする人はしっかりローラ–台に乗っているものだ、というのはあるにしても。
まあ、それはさておき、明後日の文化の日は、いよいよツールドラフランスである。
去年は雨のなかのレースだったけど今年は晴れるといいな!


栗の渋皮煮

2011-10-24
渋皮煮とは何なのかというと、栗の渋皮をつけたまま砂糖で煮た料理(お菓子)、となるんでしょうか。そう書くとすごく簡単そう。いや実際、何も難しいことはないのだけれど、堅い栗をひとつひとつ延々とむいて、何度も煮ては真っ黒になった水を取り替えて…と、ただ根気だけが試されているようなもので、だんだんと、そこまでして食べなくてはならないものなのだろうか、と懐疑的に思えてくるのだった。こりゃあ、もう二度と作ることはないかもな、とも。
でも、できあがったものを食べてみると、なるほど! と思いました。たしかにこんな労力を払うだけある食べ物なのだなあ、と。きっとまた、作ると思う。
2011-10-24
栗はスーパーで買ってきました。全部でだいたい60個くらいあっただろうか。まずは鬼皮をむく。
熱湯にさらして皮を柔らかくしておく。栗を一つ取り出して、そっと切れ目を入れ、皮をはいでいく。ひたすら皮をむいていく。
これがまた根気がいるというか神経を使う作業で、鬼皮の下の渋皮までは傷つけないように、慎重にむいていくのだ。ちょっと気が緩むと薄い渋皮を削り取ってしまう。このときはちょっとくらい大丈夫なんじゃないかと思っていたけど、これが後々、ぐずぐずに煮くずれる原因になったのだ。
虫が食っている実もたくさんあった。栗って、鬼皮から食い破って侵入していくんじゃなくて、内部で発生するものらしい。だから外側はきれいでも、むいてみると中に白い芋虫みたいなのが何匹もいたりする。
虫がいるっぽいのは、渋皮に黒い斑点ができている。こういう栗がけっこうあって、けっこうどころか、半分以上は虫食ってるんじゃなかろうか。丸っきりきれいな栗が稀なくらい。そういうきれいなのに限って傷つけてしまう。とほほ。
あからさまに黒くなっていた実はもちろん捨てたけど、ちょっとだけ黒くなっているものはどうしたものか。もったいないので、とりあえず一緒に煮ることにした。
2011-10-24
鍋に水と重曹を入れて煮る。
一回目に煮たときは、一気にアクが出てきてびっくりした。ちょっと目を放した隙に、泡のようなアクがぶくぶく吹きこぼれて、レンジ周りがひどいことに…。水も一瞬でドス黒いものになった。この煮汁を人にぶっかけたらどうなるんだろう、などと考えてしまう。悪魔的な作業だ。それにしても。
10分くらい煮てから、水にさらして、渋皮の筋なんかをこすり落とす。けっこうぬるぬるしている。この時点で、渋皮が破れているやつは、破けたところからベロベロむけてきちゃったりするのだ。
そしてまた、鍋に水と重曹を入れて煮る。これを3回繰り返すというのだけど、その度に水が真っ黒になるもんで、この渋皮のアクというかシブというのか、がすごい。何度も煮て水を取り替えるのを繰り返すうちに、傷ついた栗はどんどん煮くずれて、脱落していった。
最後は、重曹を入れないで、水だけで煮る。
この日は、もう嫌になってきたので、おしまい。水にさらして置いておく。
2011-10-24
2日目。とりあえずアク抜きは終えたということで、シロップで煮る。
ここで、虫入りの栗、崩れそうな栗は選別。といっても全部ではない。厳密にやってしまうと煮るものがなくなってしまうから。除けたものは黒い部分を取り除いて、裏ごししてペーストにした。これはあとでモンブランにする。
2011-10-25
さあ、選ばれし24個の栗を煮ていきましょう。あ、いま1個くずれたので、23個になりました…。
鍋に水と砂糖、香りづけにラム酒を少し。ひとしきり煮たあと、実を取り出して、シロップをグツグツと煮詰める。そこにまた実を戻して、ちょっと煮て、火を止める。あとは一晩くらいそのままにしておく。
2011-10-27 渋皮煮
できた! といえば、できた。のだけど、完全にきれいな実はこの3つだけ。60個の栗をむいてたった3個!
これは大変な貴重品。めったに食べられたもんじゃないぞ。ここぞという場面で使うことにしよう(どんな場面だ?)。
しかしなんというかですね、渋皮煮というのは、おどろおどろしいまでに黒い液体を垂れ流すのとか、だけどそうしてできる栗の実の甘美な味わいとか、ほんとうにデーモニッシュというような食べ物だと思う。
2011-10-27 渋皮煮


モンブラン、渋皮煮をのせて

2011-10-27 モンブラン
渋皮煮で、崩れた栗を集めて、裏ごししてペーストに。それを、ボンヌママンのマロンペーストと合わせて、マロンクリームにしました。ボンヌママンのやつは前に作ったときも使用しました。とくにモンブラン用のやつじゃないと思うんだけど、安かったので買っておいた。
今度はじゃがいも入りなんかじゃなく、まぎれもなく栗のモンブランとなりました。土台は、いつもと代わりばえないけどタルト台にアーモンドクリームを詰めたもの。
渋皮煮をのせると、おお、格が上がりますね! おいしかったです。文句なく。


秋の夜長にすき焼きを:清住町しちりんの会

2011-10-17
今回のしちりんの会はすき焼きです。
「しちりんの会」というからにはとうぜん七輪を使いたいと思ったのですが、いや、考えてみると、すき焼きを七輪でやる意味ってあるんでしょうか…? 火の調節も面倒そうだ…。
まあいいや。物置からカセットコンロを引っ張りだしてきました。
2011-10-17
鍋に牛肉を投入。
「肉の本当の旨味は赤身にある」みたいなことを言ったりもしますが、でもサシの入った肉には、赤身だけの肉にはない美しさがありますね。赤と白のコントラストが艶かしい、というか。
砂糖、酒、しょうゆで焼きます。関東風とか関西風とか、細かくいえばすき焼きにも流儀があるのかもしれませんが、まあ、適当に野菜も入れて煮てやりましょう。すき焼きって、B級グルメみたいなもんなんじゃないかと思う。
2011-10-17
一応、七輪にも炭火を熾しました。すき焼きの前にスルメやシシャモを焼いてつまみました。
七輪の火ってけっこう暖まるもので、換気のために窓を開けてても軽装でいられる感じだった。これからどんどん寒くなったら、しちりんの会なんてとてもやれなくなるんじゃないかと思っていたけど、この感じだとけっこういけそうですね。出来なかったら普通に鍋とかになるんだろうけど。
2011-10-17
今回は、他のみんなが肉やら野菜やら材料をぜんぶ準備してくれたので、僕はデザートを用意。かぼちゃのプリンです。
2011-10-17
もうお腹いっぱいなんだけど! プリンなんでツルリといけるかと思いきや、かぼちゃがそれなりに濃厚で重いんだよね。まあ、ちびちびと食ってください。
こうして清住町の夜は更けてゆくのでした。
2011-10-17 清住町しちりん会