0331

3月も終わりだというのに雪が降ってきた。やあこれで自転車に乗らないということの言い訳がたつ、と、しかしほっとしてしまう私はなんなのか。だけどそれくらい異常に寒いし、それになにか疲れてもいる。なので今日は療養気分で山辺温泉に行く。大広間で読書。眠くなる、寝る、起きて読書、の繰り返し。読んでいたのは佐々木敦『批評時空間』なのだが、ゴダール、チェルフィッチュ、飴屋法水、ジョナス・メカス、吉増剛造といった固有名詞には残念ながらほとんどに触れたことがなく、内容もむずかしくってパラパラ読んでひとまず読了ということに。

 

今週のケーキ

りんご入りチーズケーキ


0324

いい天気。実家で車のタイヤ交換。

自転車のイベントで「ツールドさくらんぼ」というものがあるらしい。知らなかった。どうせ上山でやっている「ツールドラフランス」みたいなもので、ちょろっと走ってさくらんぼ食って終わり! みたいな感じのお気軽サイクリングに仕立ててあるのかと思いきや、こちらはあんがい手厳しい123kmコースなのであった。うーむ。


0323

午前中、予約していた歯医者に行く。虫歯なんじゃないかと思っていた箇所は案の定虫歯で早速治療がはじまる。麻酔の注射。医者は「チクッとしますよ」という。ところが「チクッ」なんてものではなくもっともっと鈍い重たい痛み。「鼓動が早くなります」ああ、そうなのか。私はいつも、注射が痛くて怖くて、それでどきどきしているんだと思っていたが、麻酔が効く作用で心臓の鼓動が早くなるのか。そうなのか。

麻酔が効いたまま、自転車に乗りにいく。風が強くてスピードがでない。ひとまわり37km走ってきて、まだあごがしびれている。

午後から所用で仙台へ。ついでに仙台市博物館でやっている「若冲」展を見にいく。閉館近くになれば空いているかなと思ったのだがそれなりの人ごみであった。たいへん人気であることだ。この切れ味の良さは、気持ちがいいもんな。

最後に鎮座している鳥獣なんとかの襖絵は、ガラスケースのないむき出しの状態で置かれていて、手を伸ばせばそのまま触れられてしまうという、それを迫力とか存在感などというのは簡単すぎるのだが、いざ目の前にしてしまうと気後れしてしまうというか、ガラス越しに見るのとは逆で、もうべつに近寄らなくてもいいやと思う。少し離れたところから、途切れることのない人だかりの隙間隙間から、おこぼれをいただくように色彩を眺めて、閉館を告げる会場をあとにした。


0320

明日は休みだからロードバイクに乗ろう乗ろうと前日にいくら心を浮き立たせていても。いつもながら、なぜだろう、いまこの瞬間にこの曇天を前にするとまったく自転車に乗りたい気がしない。ああ、思い出した、自転車にふさわしい天気など1年を通してほとんどないということを。いつだって暑すぎるか寒すぎるか、曇っているか雨が降っているか、あるいは日が照りすぎて日焼けするか。

乗ってしまえばまあ乗れるというか、しょうがないじゃん、だって乗るしかないじゃんというほとんど諦観といったものに近い。ともあれこの1か月で、なんとか自分のペースをつくっていきたいですな。今日は52km。


0319

『ユリシーズ』のこの訳注の多さはなんなのか。分厚い文庫本の半ばくらいまでページを繰ったところ、まだまだ本編が続くと思っていたら残りはすべて訳注と解説だった。訳注だけをまとめて読む。

夜、湯葉を卵でとじて丼にして食べる。


0318

このところ他の本と平行して読んでいたのは20世紀文学の双璧のひとつジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』で、さきほどようやく第一巻(集英社文庫ヘリテージシリーズ)が読み終わった。「双璧」のもうひとつの読みにくさに比べればそれほどでもないだろうと読みはじめる前は見くびっていたのだが、いやいやいやとても追いついていけない。さすがにぶっ飛んでいる。


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0317

朝はまだ寒いのでロードバイクに乗るのは10時くらいからにしよう。その前にチェーンの掃除を。いつもは面倒くさがってちゃんと掃除していなかったけど、簡単掃除キットを買ったのだ。ピカピカになった。

今日もたいへんよい天気で、10時の光はずいぶん暖かい。知らないうちにスピードがあがる。ほう、チェーンを掃除するとこんなに違うものなのか。と思ったけど、調子にのって飛ばしすぎただけだった。帰りはけっこうバテる。昨日とまったく同じコースで43km。

午後から図書館に行くも本日は休館なり。七日町のシベールカフェで本を読んでいると隣に座った客が煙草に火をつけた。そうか1階は喫煙なのか。煙草の匂いなんてずいぶん久しぶりにかいだものだ。

 

今週のケーキ。
いちごのタルト


0316

いまとなっては冬は終わったのだというしかない澄んだ空気と陽光の下いまの会社に勤務するようになってから初めての自転車通勤を試みたのは昨日のこと。だいたい会社までは8kmくらいで時間としては車で行くのとほとんど変わらない。車に乗っているときはただ平板な背景としてしか見えなかった町も自転車で駆るならこんなにも質感と量感にとんだ空間として眼前にひろがるのだ!

自転車も最初は思っていたほどでもないというようなことを書いたけれども。実際ある程度調整をした上で乗ってみたらこれはたいへん調子がいいと思うようになった。

本日は休日なので通勤などしなくてもいい。だから自転車に乗るためだけに自転車に乗ろう。遅ればせながら今年初である。ロードバイクのご登場。朝はまだちょっと寒い。いやかなり寒い。身を切るような風の冷たさ。ペダルをいくら漕いでも体が暖まらない。ゆっくりゆっくりと43km。