ワットエバー ワークス…

ツールドさくらんぼが今年もやってくる。本番は、「いやあ乗ってなくってさあ〜」などと言って油断させておいて、いざ走り出したら余裕でぶっちぎる…という作戦でいこうと思うので、ぶっちぎれるだけの体力をつけなくてはならない。

土曜日。せっせと峠を走り回る。そしたら補給食を切らしてあわやハンガーノックという事態に。人様の親切によって九死に一生を得た。というか油断しているのは自分ですよ…。

たいへん苦労して走ったつもりでも帰ってからstravaで情報を見たら、距離も獲得標高もツールドさくらんぼに及んでいなかった。1800mって、やっぱりけっこうな数字。ただまあ、エイドが充実しているからハンガーノックの心配はない、と思う。

日付が変わって、日曜日は天候が芳しくなかったため、実走はせず、久々にジムでエアロバイクを漕いだ。外で走っていると1時間くらいすぐ経ってしまうが、エアロバイクはなかなか時間が進まない。たいへんつらい。

自転車に乗ったあとはDVDで映画を見るパターン。今週は、『反撥』(ロマン・ポランスキー監督)と『シェルブールの雨傘』(ジャック・ドゥミ監督)を見た。美しいカトリーヌ・ドヌーブ…。

その他、今月見たのは、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』(アキ・カウリスマキ監督)、『袋小路』(ロマン・ポランスキー監督)、『人生万歳』(ウディ・アレン監督)など。

『人生万歳!』はいかにもウディ・アレンという感じで良かった。ハゲの中年男性と若い美女という組み合わせは『袋小路』と似ている。『袋小路』に出ている若い美女というのはドヌーブの実のお姉さん。お姉さんも最高に美しくてチャーミングでいい。


スパイスのパウンドケーキ

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つくってからだいぶ経ちますが…。スパイス(クローブ、ナツメグ、シナモン)と、シナモンだけのパウンドケーキの2種(どっちがどっちなのかは…?)。

つくり始めた頃と比べてだいぶ上手に焼けるようになった。生地もふんわりきめ細やかくなってきた。ハンドミキサーを新しいものに替えたのだけれども、じつはそれはあまり関係がなくて、バターと卵の温度が肝なんだということがわかった。「室温に戻す」というのがかなり重要なのだ。

とはいえ、室温といっても部屋に冷暖房がないので、時期によってだいぶまちまちなのだった。最初につくっていた冬の頃は、部屋が寒くてバターが固くなりすぎていた。春になって暖かくなってくると、生地の状態もいい感じになった。そしてこれからの季節はあきらかに暑すぎる。今度のも生地がちょっと緩くなりすぎたかと思った(かろうじて大丈夫だったけど)。寒暖の差が激しすぎる。まるでお菓子作りに向かない環境である。


Classic Wind Jacket

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Raphaというサイクルウェアブランドは、たいへんシックでお洒落で機能的にも申し分ないのだけれど、いかんせん高すぎるのがネックで貧民にはなかなか手が出せない。それなのだが、クリアランスで安くなっていたのと、アンケートに答えて20%オフクーポンがもらえたのとを掛け合わせて、ようやく手が届く値段となったので、Raphaの定番商品というべきClassic Wind Jacketを購入してみた。今年になってからよくヒルクライムをするようになり、とくにダウンヒルなんかで良いウィンドブレーカーがほしかったのである。

クリアランスセールに残るのはたいていXSとかXLとかのサイズで、ぼくはXSが合うので、セール価格で買えて良い。

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オレンジ色がとくに好きというわけでもないが、これまで使っていたノースフェイスのウィンドブレーカーと似たような色。

質感はこちらの方がだんぜん良いし、つくりもさすがにすばらしい。(しかし薄くペラペラな生地のノースフェイスの方が小さく丸められるし、軽い、という利点がないわけではない)

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これから夏なので使用する機会もあまりないかと思ったけれど、この前のツール・ド・おぐにでさっそく使用した。というか雨の中でのサイクリングとなり、期せずして耐水性能のお試しとなった。

結果、小雨くらいでの着用では、最初の30分くらいは水を弾いていたが、それ以上経つと生地に染込んでいく模様。まあ、そもそもがウィンドブレーカーなので完璧な防水効果は期待できないのはごもっとも。雨のときはレインジャケットを使用してください、という話である。

しかしまあ、たしかに完成度が高くて、巷での(というかネットでの)評判が良いのも頷ける。なにより、この良い買い物をしたなあという感じ、こういう感覚を得られるのがRaphaブランドというやつなのか…。


ツール・ド・おぐに(2014わらびサイクリング)

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最近、雨雲のイラストが描かれたサイクリングキャップを買った。そのキャップのツバの裏側には「MERDE!」とあるのだが、これはフランス語で「糞ったれ!」という意味である。いうまでもなく、雨のなか自転車を漕ぐという状況が糞ったれ! なわけである。

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しかし梅雨というのは本来美しい季節でもある。湿気、濡れた植物の艶、黒光りするアスファルト、雨音の響き…、それはそれとして趣き深いものである。ウディ・アレンの映画『ミッドナイト・イン・パリ』の主人公は、雨のパリは最高だと主張していた。その感覚はぼくにもわかる。雨だからといって、なにがなんでもMERDE!と叫びたいわけではないのだ。

それでも。しかしそれでも、自転車となると話は別だ。雨と自転車という組み合わせの悪さ。雨のサイクリングを楽しむなんて、よっぽどの達人か変人でないと到達できない境地である。それほど習熟してないぼくなどは、いきおい天に向かって悪態をつくばかりである。MERDE!

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小国町のサイクリング大会は、春は「わらびサイクリング」、秋は「きのこサイクリング」と年に2回ずつ行われてきた。ぼくはこの辺鄙(といっては悪いけど)な土地で開催されるサイクリングイベントがわりと気に入っていた。地元のあたたかい支え、参加者の雰囲気、ユーモアと丁寧さを感じさせつつなんとなくドタバタ感もある大会運営、それでいてコースは小国の峠道を中心とした容赦ない難コース…という点もよかった。

それが今回、「ツール・ド・おぐに」へとバージョンアップした大会となって開催される。2日間で200人もの参加者が集まるという。おまけに参加賞として大会Tシャツまで配られるなど、これはもう完全に立派な大会ですね! という感じの、たいへん晴れがましい舞台となったツールドおぐに。それだけに、今日の雨天はあいにくすぎる…。

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開会式。町長もあいさつに来ていた。町のゆるキャラもいる(…なにかと思ったら、ああ、わらびですね)。

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小雨が降るなか、何分か遅らせてのスタート。もうこうなったらずぶ濡れを覚悟して走るしかない。今回は初めてタフマンコースにエントリー。盛りだくさんのフルコースを走って100km。

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雨は常に降り続けていた。止んだと思ってもすぐに降り出した。天候は快方に向かうと聞いていたが、すっきり晴れる気配は一向にない。

しかし今シーズンは、これまでまあまあ走ってきているので、前回より余裕を持って行ける感じ(のはず)。峠を一つ越えたところで、シュークリームのご褒美があった。

休んでいると少し寒い。上はジャージにウインドブレーカー、下はビブショーツの膝出し。ウェアの選択はまったく難しい。くそ! 

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町中へ下りて、町役場で集合写真を撮った。その後、これも恒例となった駅前商店街のパレードランへ。雨にもかかわらず通りの人たちが沿道に出てくれて、たいへんありがたいことです。

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ここから、タフマンコースはタイムトライアルへ。初の挑戦である。20人くらいずつ、1分おきにスタート。

微妙な上りが続く道。最初に参加したときは、このコースが辛くてヘロヘロになったのを覚えている。まったく自転車に乗れていない時期だった。そのときも少し雨が降っていたかもしれない。

そのときに比べれば、今は少しは脚力はついたかもしれない。でも辛さがなくなるということはない。速い人で40分くらいと聞いていたが、ゴールまでの距離がわからず闇雲に飛ばしてしまう始末。雨と汗でびしょぬれだ。糞ったれ糞ったれ糞ったれ…。

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後半は脚が売り切れて完全に失速。ゴールまだあ? という感じで、まったく頑張りが効かなくなった。最後の坂をなんとかのぼり切ってゴール。

このTTで脚を使い果たした感じ。残りのコースを走れるかしら…。

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エイドに到着。わらびのピザパンがおいしい。

去年は、この先の横川ダムまで足を伸ばしてダム見学に行ったのだった。今日は、まったく、雨もひどいし、脚の疲労具合からいっても、ただもう帰りたいだけである。

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休んでいるうちに、雨が土砂降りになってきた(くそ!)。東屋の下で雨宿り。天候が悪すぎるためコースが変更とのアナウンスがあった。あとは楽に帰るだけにしてくれるのね…と思ったら、最後にもう一つの峠越えがあった。ああ、去年走った道順ね。

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ということは、最後にまた緩い上りが延々と続く道を辿ることになる。ちょっとそこまでのつもりが、いつまでたっても届かないけっこうな距離。小国の広さを実感しつつ、最後まで雨の降るなか、旧小玉川小中学校へ帰着。

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ゴールしたとたん、雲間から日が射し始めた。日の光を浴びる気持ち良さ、日向にたたずむここちよさ。

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待っていたのは、イワナの塩焼きであった。わらびであった。わらびのおひたしとわらびのみそ汁は、わらびサイクリングに初めて参加したときとまったく同じで、それがあいかわらずおいしくて、とてもしみじみとした気分になった。

雨のなか(いや、実は晴れていたとしてもだが)自転車に乗るという行為は、悪態をつきたくなる瞬間の連続なのだ。しかし、それにもかかわらずどうしてこんなに充実感があるのだろう、ということを不思議に思う。雨で最高にメルドな大会になるのかと思われたツールドおぐにも、終わってみれば最高にいいサイクリングとなっていた。

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アスパラのキッシュ

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北海道産のけっこういいアスパラガスをもらいまして。せっかくなのでオサレな料理をつくってみようかと考えまして、キッシュというものをつくってみました。以前お菓子のタルトはよく作ったが、塩味のものは初めてです。

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前日に仕込んでおいたパート・ブリゼを型に敷いて空焼きをする。ベーコン、玉ねぎ、マッシュルーム、ベーコン、グリーンアスパラを炒めたものを詰め、アパレイユを流し入れる。チーズも乗せた。オーブンは180℃で30分くらい。

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焼き上がり。香りが超おいしそう。

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ホワイトアスパラガスは茹でてオランデーズソースをかけて。茹で汁はベーコンとマッシュルームの残りでスープにしました。キッシュもホワイトアスパラも想像以上においしくできて大変満足したのでした。


金山峠まで

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・6月1日日曜日
・早朝ではないにせよまだ朝と呼んで差し支えない時間から、外の日差しはすでに暑そうで怯む。
・これからはもっと早い時間から走り出さないと体によろしくなさそうである。

・どこまで行こうか決めかねた末に、とりあえず上山方面へ。
・楢下宿の丹野こんにゃくを通り過ぎ、山のほうへ。

・ぐねぐねとうねるように続く山道の路面にはずっと、まだら模様の木漏れ日が落ちていて、それはとても美しく、涼しげで、その暗がりにひしめく光の濃淡を、歩くのでもなく車で駆けるのでもなく自転車で登坂するというくらいの速度で通りゆくときの光の浴び方の絶妙さというのは、なんともいえない幸福なものだ。

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・金山峠のピーク。宮城県との県境。ここらで引き返した。

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月山湖(また道を間違えつつ)

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・5月31日土曜日
・前に道を間違えてたどり着けなかった月山湖へ再びアタックする。
・今日は大変暑いので、今年初めて膝を出して走る(出したばかりの足は大変白く、眩しい)。

・また道を間違えた。

・やっと到着。月山湖までってこんなに大変だったっけ?
・山ぶどうのソフトクリームとたけのこご飯を買って食べた。
・噴水を眺めながら。

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・帰りは、112号線で一直線で帰ることに。
・暑くなってきて、非常にのどが乾く。チェリーランドでコーラ休憩。

・100kmを越えるくらいの距離だとだいぶ疲れを感じる。
・ロングライドを走る体力はまだまだ足りない。


もっちりどら焼きと八乙女八幡

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・5月25日日曜日。
・県民の森経由、白鷹方面へ。
・やまり菓子舗のもっちりどら焼きと豆大福。

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・近くの公園に「八乙女の像」という銅像がある。
・こんな彫刻を設置して誰が喜ぶの…?というようなジャパニーズ・パブリックアートの一種かと思っていたのだが、この地に伝わる歴史的説話があるらしい。
・その昔、源義家が東征の際に、戦勝を祈願して8人の女の子に舞を舞わせたのだという。いかがわしい話であり優美な話である。
・そんな怪しげな雰囲気を醸し出している八乙女八幡という神社が、通りから奥に入ったところにあった。

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・帰りも県民の森を越えて。