今年のルバーブ#2

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ブリゼ生地で焼いたタルトがけっこう良いなと思ったので、もう一度焼いてみる。

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ブリゼ生地は砂糖が入らないので焼き色が付きにくい。甘くない生地でサクサクしたパイ生地みたいな感じ。

生地を空焼きするときにルバーブもオーブンで火を通して水分を飛ばす。それをごろごろ入れて卵と生クリームの液をふちまで注ぐ。

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ルバーブはジャムにしても何にしても見た目はよろしくないけれども、酸っぱくておいしいというか、いや、味自体が本当においしいと言っていいものなのかビミョーな気もするけど、とにかく酸っぱいので、砂糖をたっぷり入れて甘酸っぱいパンチの効いたタルトになる。

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家のルバーブは、5年くらい前から種から育てているものだ。なんとなく思いつきで種を蒔いてみたのだった。ルバーブはそこらへんで売っていないので、なかなか手に入れることも食べる機会もないのだが、この時期にぼくの実家に行けば、一つの家族分くらいなら充分すぎるほどの量を採って食べられる。思いつきで植えた自分を賞賛したい。

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今年のルバーブ#1

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さくらんぼが出回る頃がルバーブも収穫しはじめる時期でもあるのだが、さくらんぼはすぐに時期が終わってしまうけれども、ルバーブは夏や秋まで生えてくる限り採ることができる。それでまあ、すぐに採らなくてもいい…と気が緩んでしまって、いつも手を出すのが遅れてしまう。ようやくのことで収穫した今年のルバーブを、恒例でジャムにしたりタルトにしたりするなどした。

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この手のタルトは、いつもシュクレ生地にアーモンドクリームで焼くのだが、今年はブリゼ生地にしてみた。空焼きした生地にルバーブのジャムを塗り、生のルバーブを散らして、卵と生クリームのアパレイユを注いでオーブンへ。

生地にひびがあったらしく、アパレイユが流れ出たりしたが…。

まあでも今年のルバーブも非常に出来がいいようです。

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大井沢の先へ(…は工事で行けません)

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7月21日月曜日

休日に自転車に乗るためだけに平日の労働をなんとかやり過ごしている。休日とは文字通り休息する日なのだろうが、肉体的には疲弊させていることに他ならない自転車に乗るという行為によって、かろうじて生きる気力を保たせている。しかし平日の労働による消耗があまりに大きくなり、休息日のロードを駆る体力も残らなくなったとき、いよいよ生きられない、という日がくるのだろう。

そうした生きるために必要な気力と体力をだいぶすり減らされているのを感じつつ迎えた三連休は、最後の月曜のみが天候が良いということもありそのうち一日だけ自転車に乗った。

月山湖を回って大井沢へ。ツールドさくらんぼの続きでも走ろうと思ったのだが、途中で通行止めの案内看板が出ていた。自転車くらいなら通れるのではないか、行けるところまで行ってみようか、と先へ進む。また引き返すのも嫌だったし…。

結果としては…行けません。完全に工事をしており通れませんので…。お気をつけください。


オープンスタジオ/白鷹紅花まつり

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県民の森を越えて白鷹に行こうと思ったが、午後から天気が崩れるというのでやめた。とりあえず県民の森を1本登って引き返した。

車に乗り換えて白鷹まで。滝野交流館で開催の白鷹紅花まつりへ。この木造平屋の旧滝野小学校の一室で絵画制作に取り組んでおられる後藤拓朗せんせいがオープンスタジオをやっているとの知らせを聞きつけ、勇んで馳せ参じた次第。刮目して相対すべし。

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草を食む牛/西蔵王放牧場

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7月6日日曜日

良い天気。

西蔵王へ。
展望台ではなく放牧場の方に登ってみる。

標高600mという高原は、晴天の下でもどこかに涼を感じさせる。
牛がのんびりした動作で、原っぱに寝そべったり、草をむしゃむしゃと咀嚼している。

比喩ではあるけれど、このような場所で日がな一日草を食むようにして過ごせたらとてもいい。


ツール・ド・さくらんぼ2014

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6月29日日曜日。

雨は朝から降りに降っていた。会場には同じチームジャージーーいつのまにかぼくも買わせられていたーーを着た仲間が集まっていた(いや、どうだろう、チームや仲間というほど普段から一緒に走っているわけでもない。ひじょうに微妙なつながりのメンバーではあるのだが、なぜかこの日に限っては妙な一致団結を見せるようなのだ)。

実をいえば、この雨だからメンバーの誰かが棄権しようと口に出したら、ぼくもそうしたいつもりだった。ところが誰も言い出さない。おかしい。彼らに走らないという選択肢は持ち合わせていないのだろうか…。(これは一見、勇敢なように見えて、逆ではないのか? ぼくらは雨の日にDNSする勇気を持つべきなのではないか…?)

しかし、なるほど雨のライドというものはイベントだからこそ経験できるシチュエーションなのかもしれない。普段だったら天候が悪かったらとうぜん自転車なんかに乗らないから。思えば蔵王ヒルクライムも、ツールドおぐにも、今年参加した大会はいずれも悪天候のもと開催された。けれども、それなりに、というかそれゆえに思い出深い大会になったように思う。だから、おそらくはこのツールドさくらんぼも…。

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スタートー慈恩寺エイドー葉山エイド

そんな期待と失望が混じり合うなか出走した。スタートして間もなく、意外なことに雲の切れ目から青い空が見えてきた。おお、晴れてきた。けどまあ、この天気が終わりまで続くだなんて、そんなに虫のいい展開になるとは到底思えなかったが。どうせまた降り出すに決まってる…。(持ち前のネガティブ思考)

まずは出だしの楽勝エイド、慈恩寺エイドで今年もお守りをゲット。補給食は豆腐のお菓子とバナナをいただいた。この先の葉山に対する備えということでは、ところてんより良い。

葉山の上りは去年と逆回り。葉山の区間で雨が降っていなかったのはよかった。とくに、山から下る際に路面が濡れていたりしたらひじょうに怖い。

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ヒルクライムをヒルクライムとして走る、というふうに意識し出したのは、いつからなのだろうか。それは去年のこの大会だったのかもしれない。それまでは、ただ、なんとなく自転車に乗っていて、坂が差しかかればなんとなく嫌だ、というくらいにしか思っていなかった。

体重が軽いのでわりとヒルクライム向きなのかもしれない。今年は蔵王ヒルクライム大会への参加も果たしたし、日頃のライドも自然と山登りに向かうようになってはいる。それでもときどき疑問に思うのだが、坂を全力でのぼって何になるというのだろうか。何にもならないどころか、無駄に足を使って完走だって危ぶまれるというのに。

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しかしそんなことをいったら、自転車に乗ったら何になるのかという話でもある。別に何になるわけでもない。だから、もうなんだっていいのだ。何かをやったら何になるとか、もうどうでもいいじゃないですか。結局のところーーウディ・アレンの映画が言うようにーーうまくいくなら、楽しめるなら人生なんでもあり(whatever works)なのだ。坂を上るのに意味を求めても無駄である(意味なんかないから)。上ったら楽しい。それだけ。

必死こいてペダルを踏みながら、さくらんぼを手渡しで受け取った。さくらんぼは異常なほど甘い果汁を溢れさせ、息をできなくさせた。

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月山湖エイドー大井沢エイド

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山を下りて次のエイドへ向かう途中、ぽつりぽつりと冷たいものが落ちてきた。案の定、それはあっという間に本降りになった。雨に打たれ続けて寒さが募る。月山湖に到着して雨は最高潮に。雷まで鳴る始末。

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月山湖エイドは、お餅もよいけれど、菓子処「松月」の羊羹がなにげにポイントが高い(羊羹が好きなので)。もう少し厚く切ってください。

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月山湖から大井沢までは、コース的には楽な区間だけれど、雨と寒さで我慢の区間だった。幸い、大井沢に付く頃には雨も弱まって、雲も薄くなってきたようだった。寒気も和らいできた。

大井沢エイドのそばはおいしかったけど、温かいおそばがよかった、などと言った。これで暑い日に温かいそばだったりしたら、冷たいのがいいなどと言い出すのだ。勝手な参加者の要求はとどまるところをしらない。

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どうやらさっきから、次の区間への出発は足止めされているようだった。この先の安全確認だとかで出発を待たされていた。ほどなくゴーサインが出て先へと進む。が、しばらくいくと、集団が止まった。土砂でこの先は進めないとか、大会中止だとか、そんな声が聞こえた。前の方から続々と引き返してきた。

真相はよくわからなかったが、この先は進めないらしい。となると、来た道を引き返す…。それしか道はないしね、しょうがない。戻りますか!

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引き返して、ゴール

大井沢から引き返してからは、天気は打って変わって良好で、路面も服もあっという間に乾いた。最後は晴れてくれたので、だいぶいい。逆に、晴れから雨になるのは後味が悪い。

とまあ、そんなこんなでゴールした。公式的には大会途中中止ということであった。でもまあ無事自走でのゴール。

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雨にもかかわらず、ということが二つあった。一つは、沿道には応援の方々がーー去年と比べれば声援も少なかったけれどもーー見受けられた。そりゃ、たとえば路上のパフォーマーとでもいうべきプロ・ロードレーサーなら、美しかろう、見る価値も大いにあるだろう。けど、このようなオラが町の自転車大会に出ているのは、残念ながらそういった面々ではなく、ただ自転車に乗っているだけのーーいってしまえば見苦しい!ーー一般人なのだ。 そんな連中を応援してくれる、それも雨の中で、というのは驚嘆すべきことだ。おもてなしの心に我々は感謝すべきである。

二つめは、この雨にもかかわらず、件のピンクジャージを着た連中はみんなけっこう写真を撮っていたようである(ちゃっかりミスさくらんぼと撮ったりしている)。写っているのはどの場面をとっても笑顔だったという話だ。へえそうですか、たいへんけっこうなことですね、というようなライドを今年も達成したとのことである。
それではまた来年。


鳩峰峠(茂庭っ湖で見知らぬ人にプリンをもらう)

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6月21日土曜日。
ツールドさくらんぼ一週間前ということで、少し多めに走っておこうと鳩峰峠へ行ってみることにした。まずは13号線で南下して、高畠の道の駅まで。途中走りながらエネルギーゼリーを摂って、道の駅ではあんパンを1個購入、その場で食べた。

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さてここからが噂に聞く鳩峰峠。思ったほど勾配がキツいというわけではなかったけど、野趣に富む峠道といった感じ(舗装はされている)。途中で熊に遭遇したのには焦った。向こうもビビって先に逃げてくれたので助かった。あと、猿もたくさんいた。襲ってくるんじゃないかと思って出くわすたびにドキドキしてしまう。

峠のピークが福島県との県境。うつくしま、ふくしま。そこからしばらく行くと、今度は宮城県に入って一気に三県踏破。

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そこから緩やかに下りつつ先へ進むと、いつの間にかまた福島県に入っており、やがて道が開けて、茂庭っ湖へ。

予想では、この辺に売店なんかがあるだろうと思っていたが、そんなものは皆無。そもそも人の気配がない。公園に寄っても自販機すらなく、まったく当てが外れてしまった。残っている補給食は小さい羊羹が1個だけ。

想定が甘かった。このままでは、帰り道でハンガーノックの恐れがある。ひじょうにまずい…。もし山道で行き倒れて猿と熊に襲われたりしたら…ほとんどホラー映画である。ひじょうにまずい…。

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もうちょっと先へ行けば何かあるのかなあ、行ってみようかな、なかったらさらに悲惨だなあ…と途方に暮れていたら、先ほど峠で抜きつ抜かれつしてきたバンが寄ってきて後ろに停まった。何かと思ったら、助手席からおばさんがプリンを差し出して、「これ冷えてるから食べなさい」と。

うわっ、まじですか。ありがとうございます。遠慮なくいただきます。

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プリンを受け渡すと、その福島ナンバーのバンは去って行った。こちらの事情を知ってか知らずか、二度と会うこともない見知らぬ人に食べものを分け与えてくださった…。ただただ好意に甘えるだけになるのが歯がゆい。本当にものすごく助かりました。おかげさまでなんとか無事帰ることができました。

帰りは、金山峠を通って上山の楢下宿のほうへ抜けて。