第12回 時空の路ヒルクライムin会津

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5月17日、日曜日。時空の路ヒルクライムin会津に参加してきた。昨年は同日開催の蔵王ヒルクライムに出たが、今年は開催されないのでこちらに。ときのみちと読みます。

隣県の福島開催で、当日受付もできたので、一日完結で参加できる手頃な大会である。とはいえ当日は3時起き。3時半くらいに家を出て会場には5時半、受付の30分前に着いた。車中でウトウトして受付を済ませ、また車でウトウト寝た。7時半頃、着替えをして、周辺にアップに出かける。

アップなんか本番前に疲れるだけだから、やらない方がいい、などと考えていた時期がありました。最近は、朝走りに出かけても途中から調子が出てくるので、やっぱりアップは大事なんだな、と。効率よくアップするにはローラー台がいいような気がするな。心拍を一気に上げようと路上で必死こいて走っていたら車にひかれました、などというリスクも本番前はというか常にだけど避けるべきである。

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9時、開会式。天気も良く日差しもけっこう強い。でも夏のような湿気がないので快適そのもの。本日のウェアは今季初の半袖短パンで。

僕がホイールを購入してオーバーホールもしてもらったバイクショップの店主もこの大会に出ると聞いていたので、その辺にいないか探してみたが、見つけられなかった。全員がジャージ着てヘルメットかぶっているのであまり見分けがつかない。

ところで今大会、僕に目標があるとすれば、その店主に負けない、というものだ(ちなみに僕は店主より20近く若いので、一般的には勝って当然である。しかし年配の方でも異常に速い人もいるので…)

よいタイムを出したいとか、レースを楽しみたい的な、なるほど健全な目標ではないかもしれない。しかし店主と同じレースに出るとなれば、もうこれしかないのである。負けないこと。一秒でもいいからタイムが上回っていればいい。これで負けたら、どんだけ格下に見られるか分かんないからな。

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さあ、いよいよレース開始である。
番号順に10秒おきに出走。会場を出て計測ポイントからが計測スタートで、ゴールまでのタイムを競います。

序盤はほぼ平地みたいなもので、かなりスピードが出る。とうぜん列車が形成されるのだが、序盤はちょっと鈍行列車みたいな感じで、どうしたものか、と思っていると、速ええ! 後ろから高速列車がやってきた。よっしゃ乗り換えよう、と最後尾に付こうとしたら一瞬のタイミングの遅れで乗りそこない、微妙な感じで単独行に…。

交差点で大きく右折。本格的な登りが始まった。この辺でバラけた集団に追いついた。ひとりふたりとかわして…などと書くといかにも追い上げているみたいだが、実際は単に遅れている人を追い抜いたというだけで、速い人はもっと先に行っていて、差はどんどん広がっているのだろう。

この大会は初めてだし、もちろんこのコースも初めて走る道だ。どこにどんな坂があるのかわからないが、最初から最後まで全力疾走を心がけるべきだろう。たかだか13.5km、最初の平坦区間を除けば11kmくらいのヒルクライムである。力を出し切る前に終わっていた、ということがないようにしたい。

まあでも、むちゃくちゃな激坂もなく一定の斜度を保っていて走りやすいコースに思えた。道もきれいだし。ペースの乱れもなく、いい感じに走れていたと思う。

残り5kmから看板が出て、3km、1km、と表示された。ラスト1kmくらいは最後の力を振り絞ってアタックといきたかったが、そんな力は残っていなかったようだ。現状維持が精一杯でそのままゴールゲートを突っ切った。太鼓が鳴っていて、天狗か何かがいたのがちらっと見えた。

ゴール後はしばらく道なりに進んで行く。トンネルを抜けて。湖があり、涼しげで、新緑がきらきら光っていて、きれいだなあと思う。福島の道もいいなあと思う。

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サービスエイドがあり、アイスと、「しんごろう」という米を団子にして甘い味噌を塗って焼いた郷土料理的なものをいただいた。集団下山で会場に戻り、桜汁(豚汁だと思って食べたけど馬肉だった)を食べた。個人の成績発表があるのかと思っていたら、入賞者の結果だけ。個人のタイムは後日とのこと。

さっさと帰ろうと思ったのだが、帰りの道を間違えて鶴ヶ城の近くに行ってしまったので、ちょっと見学をするなど。会津名物のソースカツ丼なども賞味して、その日は帰ったのだった。

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そして後日。結果のハガキが送られてきた。ホームページにも参加者全員の結果が出ている。はたして目標は達成されたのだろうか。

結果は…負けてはいなかったようだ! だけど、だからなんだ、という気もするのだった。

レース前、脳裏に浮かぶのは僕のタイムを聞いて自分の勝利を知った店主の顔だった。それを現実のものにしたくない一心で走った。それを阻止できたのは確かによかったのかもしれないが、それがなんだというのだろう。

レース後に、にこにこの笑顔でアイスを食べている店主をお見かけしていた。おかげさまでとてもよく走れましたと報告した。結果は、それ以上でもそれ以下もなかったのだ、と思った。

総合記録 36分49秒 (男子30歳〜39歳クラス 第21位)

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蔵王は今日も通行止め

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あちらでもこちらでも、山は噴火の予兆に満ちている。

ここ蔵王山も火山活動が活性化が見られるらしく、お釜近辺まで上るエコーラインは雪解け後に開通することなく通行止めになったままだ。火口周辺が規制区域とはいっても、実際に通行止めのゲートが閉じられているのは、それよりもだいぶ下の方である。実質的に、今は蔵王の半分くらいまでしか上れないようなものなのだろう。

自転車シーズン真っ盛りに蔵王を存分に走れないのはたいへん残念に思う。蔵王は、たぶん僕の自転車の乗り方に合っていると思うから。もう少し標高の低い場所を走るときなんかは、高強度で速く上る走り方が求められる気がする。だけど長い長い上りだったら、ほどほどのペースで上っていてもなんとなく言い訳できる。そして、上へ上へのぼり詰めてようやく到達したその場所では、息をのむ山岳の風景に迎えられるのだ。

何はともあれ、連休中、いちど福島方面に行った以外に向かった先といえば、やはり蔵王であった。エコーラインにも向かってみたが、とうぜんゲートに突き返された。先には行けないとしても、そこまでは行ってみる。この辺では、それでもそこが一番高い地点だから。

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5月4日。蔵王温泉まで。

いつもより若干早起き。夏に備えて、朝の時間に走る癖をつけておきたい。ところが慌てて家を出たため、ボトルを忘れてきてしまった。お金も持ってきていなかったが、取りに戻るのも面倒だったので、そのまま行く。朝はまだ気温も低く、ジェルも1個持っていたのでなんとか大丈夫かなと。少なくとも蔵王温泉まで行けば、湧き水の出ているところがあったはず。西蔵王の途中にもあったような(なかったような…)。

西蔵王高原を経由して上って行くのが最近よく走るルート。上り始めたらひたすら上るだけ、というのではなく、こちらからは平地や下りも経由するから、息抜きもできて具合がよい。無料開放となった西蔵王高原ラインを抜け、蔵王温泉へ。

水の出ているところまで、温泉街から思っていたよりもけっこう先にあった。標高100mくらいを上乗せ。まあでも脱水症状などもなく、無事に水分補給して本日はこれにて下山。

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5月6日。蔵王温泉からエコーライン通行止めゲートまで。

通行止め地点が1、2kmくらい先へ移っていた。どっちにしろ上まで行けるわけではないのだから、一般的には何の意味もなさそうなものだ。自転車乗りにトレーニングの場を提供しようというわけではもちろんないにしても、何か意図があってのことだろうか。通行止め解除が近いと期待してもいいのだろうか。何にせよ少しでも上まで走れるというのはうれしい。

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5月10日。蔵王温泉からエコーライン通行止めゲートまで。

風が強い日だった。山の気温も低め。ひんやり冷たい空気の感覚を、久しぶりに思い出す。走っている最中の、暑さと寒さが同居している感じ。

道路状況を確認しないで行ったら磐梯吾妻スカイラインが通行止めだったように、知らずに行ってみたらエコーラインが開通していた、なんてことがないかなと思ったら、そんなことはあるわけもなく、蔵王は今日も通行止めだった。

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こう運動量が増えてくると、食べるのもトレーニングの一環として考えなくてはいけないのだろうね。ゴールデンウィークでもあるので、どうせなら気分のよくなる食事をしたい、と思い、大変気分のいい料理を食べに行ったりした。

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米沢-西吾妻スカイバレー-磐梯吾妻レークライン-福島

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5月3日日曜日が私のゴールデンウィーク初日。福島の磐梯吾妻スカイラインという山岳観光道路が非常に良いと評判で、私もロードバイクで行ってみたいと思っていたのでそのサイクリングを決行。朝はなるべく早めに起き、米沢まで車で向かい、駅の隣のパーキングにでも車を停めておく。自転車を車から降ろしてサイクリングの準備を整える。

そう、本日は米沢がスタートです。ゴールは福島駅に設定して、駅からは輪行で米沢に戻る計画。

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朝7時30分、米沢駅を出発。気持ちのよい朝日を浴びて市街地を抜け白布峠に向かった。緩やかな登り始めから徐々に斜度が増していく。白布温泉のところが傾斜がきつく、10%を越える傾斜も現れた。先は長いため、無理すると後が怖いのでほどほどのペースで上って行く。

車でちょっとずつ移動しては望遠レンズで山の風景かなにかを撮っている写真愛好家の一行と、抜きつ抜かれつ峠の頂上を目指す。写真愛好家たちが滝に見とれている隙に巻き返して、先に頂上の県境へ到着した。

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下っていくと先の方に桧原湖が見えた。素晴らしい眺め。眼下にはつづら折りの道がグネっている。この辺の道を西吾妻スカイバレーというのか。道に名前がついていると、特別な場所を走っている感がプラスされ、テンションが上がる。

桧原湖沿いの道を気持ちよく滑走。峠を下った勢いでスピードも乗り、非常に快調である。何台かロードバイクとすれ違った。

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T字路に突き当たり、リゾート地仕様で色彩を抑えた店構えのコンビニに到着。バナナ、カロリーメイト、水、などを補給。右に行けば磐梯山のゴールドラインか。こちらもいつか行ってみたい。

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ここから磐梯吾妻レークラインへ。名称の通り湖のそばを走る道であるが、だいたいは山の中を走っている感じ。最高点997m、この辺りからチラ見できる湖も壮観でよい。

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さて、いよいよ本日の目玉の磐梯吾妻スカイラインである。入り口でちょっと迷った。案内が出ているからこっちでいいんだろう、と不安に思いつつ上って行くと、上から下りてきた自転車の方が、すれ違い様に「上まで上れませんよ!」と声をかけてきた。上れないってどういうことなんだ…と思いながら、行ってみると…ゲートが閉まっている! 蔵王と同じ×印がそこに。通行止めとか嘘でしょ。

ちょっと前に交通状況を調べたときは大丈夫だと思ったのに。火山ガス濃度が基準値より高いとかで、いつのまにか通行止めになっていたらしい。直前に確認しとけって話ではあるが、このタイミングで通行止めなんて、あんまりである。

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ところで、別ルートってあったんだっけ。ここから引き返して白布峠を登り返すとか…ちょっとムゴすぎる。途方に暮れていると、そこに停まっていたキャンピングカーのリア充の方々に「そこに管理人がいるから聞いてみなよ」と親切に教えてもらい、その管理人には道を教えてもらい、無事福島には抜けられることがわかった。キャンピングカーの人には「どっから来たの? 山形! すごいねえ、頑張ってねえ!」などと大いに励まされたので勇気が湧きました。

お目当てだったスカイラインに行くことなく、115号で下山。こちらは車とバイクがビュンビュン行き交う国道であり、トンネルなどもあり、なかなか嫌な道であった。途中の道の駅なんかは、ここはバイクの聖地か何かですか? というほどバイクが停まっていて、自転車は完全にアウェー。

そそくさとまっすぐ福島駅に向かいます。福島駅で、輪行準備をしてホームに行くと、ちょうど新幹線が出たばかり。もうちょっとテキパキやれば間に合った。ベンチで座って次の列車を待つ。ふと見上げると、ホームからは山が見えた。あの山のどの辺にいたのだろうか、と目を凝らして見てみたが、よくわからなかった。

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連休なので混んでいたら申し訳ないな、自転車が邪魔で、と思ったが、乗客はそれほどでもなく。でもまあ席に座らず連結部分で輪行バッグを抱えて立っていた。米沢ではちょうど上杉祭りをやっていてお祭りの雰囲気だったので、少しぶらぶらしていくことにした。

まずは近くの温泉に行って汗を流してと。それから上杉神社を巡り、屋台のたこ焼きなどを食べ、食事もしていこうと、米沢牛のステーキなどを食べさせるお店に。開店間もない早い時間に行ったけれど、大変な混みようだった。ちょうど僕が入って満席となった。ステーキは私の給料袋の厚みにそぐわないほど高かったのでハンバーグを注文した。

ゴールデンウィークなので普段のサイクリングにプラスαでお楽しみを満喫できればよいと思い、それなりに楽しみもしたけれど、やっぱりスカイラインを上れなかったというのは無念である。画竜点睛を欠いたライドだったと言わざるをえない。これはまた機会をうかがってリベンジを果たしたい。

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